昔、心理系の即興劇を勉強していて、あまり面白くなかった。
もちろん、心理を勉強するという意味では役に立ったことはあります。しかし、パフォーマンスをするという意味では、全くレベルの低いもの(小学生の学芸会レベル)でした。
唯一、ニューヨークの学校へ通っていた時に見た、東ヨーロッパとカナダから学校へ来ていた人とがやっていた演技は素晴らしかったです。あとで双方とも舞台をやっていた役者さんと聞いてなるほどなと思いました。
それで、日本に帰ってきてこころ折れずに即興劇公演をしようと思ったのでした。
インプロのパフォーマンスというと、結構一瞬で終わってしまうコントのような面があり、パフォーマンスという意味が解らないようなところもあります。
要は、フォーカスがしっかりしていないことから起こっていることが多々あります。
それが、台本がある場合とない場合の大きな違いかなとも思われます。
そういう意味では、舞台演技を習って来た役者は、創造性は別としてフォーカシングが上手いです。しかし、それは事前に相談したらというのが条件です。
私たちがやるのは、本当に打合せなしの即興です。
インチキしてサインを出してパターンをやっているグループもあると聞いています。
下手は下手なりに堂々とやればいいと思いますが。。
この即興劇のパフォーマンスはエンジョイ演劇の総合課題としてやっていきたいなとも思っています。
しかも、今までに培ってきた秘儀をもっていますので、楽しみにしています。
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